伊香保への抜け道で空腹を鳴らすな!「道の駅 こもち」の絶品カツ丼と足湯が大人旅で再燃する理由【2026現地ルポ】
道 の 駅 こ もちは、関越自動車道・渋川伊香保ICを降りて国道17号を北上するドライバーにとって、昔も今も素通りできない絶妙な立ち寄りスポットだ。週末の午前10時前だというのに、広大な駐車場は地元の軽トラから首都圏ナンバーのEV、ツーリングの大型バイクまでぎっしり埋まる。上州のからっ風が吹き抜ける敷地内には、朝採れ野菜の甘い匂いと、食堂から漂う醤油ダレの香ばしい気が満ちていた。
伊香保温泉や草津方面へ向かう行楽客の多くが「まずあそこに寄ろう」と口を揃えるのが、この道 の 駅 こ もちだ。単なるドライブ途中のトイレ休憩所と思って足を踏み入れると、その熱気と食のレベルの高さに、いい意味で予想を裏切られることになる。
「食処 白根」で味わう上州豚カツ丼の肉厚な衝撃

敷地内にある人気食堂「食処 白根」の暖簾をくぐると、真っ先に目に入るのが名物の「上州豚カツ丼」だ。サクサクの衣に包まれた厚切りの上州豚。噛みしめた瞬間に広がる肉汁の甘みと、甘辛い特製ダレが絡んだ白米のバランスがとにかく秀逸で、一口目で箸が止まらなくなる。
カツ丼と並んで外せないのが、地元特産のこんにゃくを使った小鉢や味噌田楽。プリッとした弾力と手作りならではの味が体に染み渡る。気取らない大衆食堂の雰囲気が、長距離運転で強張った体と心をふっと解きほぐしてくれる。
朝採れ野菜と生こんにゃく!直売所の早朝バトル

農産物直売所に足を踏み入れると、目に入るのは鮮やかな緑とみずみずしい旬の野菜たちだ。渋川・子持地区の農家が早朝に持ち込むネギやキャベツ、シイタケは、どれも瑞々しく、都心のスーパーでは見かけないほどの破格で並ぶ。
なかでも飛ぶように売れているのが、手づくりの「生こんにゃく」だ。市販のパック商品とは全く異なる歯ごたえと風味の豊かさ。地元のおばあちゃんたちが「これは刺身にしてポン酢で食べると一番うまいよ」と気さくに教えてくれるやり取りも、旅の満足度を跳ね上げてくれる。
足湯でひと息。子持山の風を感じる癒やしの空間
買い出しや食事を終えた人々が自然と集まるのが、敷地内の一角にある足湯コーナーだ。子持山(こもちやま)の雄大な山並みを遠くに眺めながら温かい湯に足を浸すと、じわじわと全身の血行が良くなっていくのがわかる。
目的地に着く前の「フライング温泉」としても贅沢なこの空間。ドライブの途中で靴と靴下を脱ぎ、風の音を聞きながらぼーっと過ごす10分間は、都市部では絶対に味わえない極上のリフレッシュタイムだ。
城下町の風情が残る「白井宿」への散策拠点としても注目
実はこの施設、単なる道の駅にとどまらず、隣接する歴史散策スポット「白井宿(しらいじゅく)」への玄関口でもある。白井宿は、かつて三国街道の宿場町として栄えた場所で、道路の中央を流れる小川と歴史ある家並み、春には見事な八重桜並木が広がる。
車を停めたまま歩いて散策に行ける距離にあり、食後の腹ごなしに歩く人が急増中だ。古き良き日本の風景がそのまま残る静かな街並みは、忙しい日常を忘れさせてくれる隠れた名所になっている。
2026年最新のドライブ事情:EV充電施設と快適な利用環境
2026年現在、ドライブのインフラ環境も大きく進化している。EV(電気自動車)で訪れるドライバー向けに急速充電設備が拡張され、充電を待つ間に買い物や足湯を楽しめる効率的なレイアウトが好評だ。
また、混雑状況をリアルタイムで確認できるデジタル案内や、24時間清潔に保たれた休憩エリアなど、長旅を支えるベースキャンプとしての利便性が一段と向上している。
賢く楽しむためのアクセスとおすすめ時間帯
週末に訪れるなら、狙い目は間違いなく午前9時の開店直後だ。混雑を避けられるだけでなく、直売所に一番商品が揃っているタイミングでもある。午後になると人気の野菜や特製こんにゃくが売り切れてしまうことも少なくない。
関越道・渋川伊香保ICから車で約10分という好立地。温泉街でのチェックイン前の立ち寄りや、帰路のお土産確保に、これほど心強いスポットはない。上州の食と歴史の熱気を、ぜひ現地で体感してほしい。 (出典: 道 の 駅 こ もち(Yahoo!ニュース))